1月29日、毎年恒例となっております地域作業所ダンボの皆さんとの書初め大会に参加させて頂きました。(投稿が大変遅くなりまして恐縮ですが、下記の如く報告させて頂きます)ダンボの皆さんへのご挨拶の後は、柴会長による席上揮毫。手慣れた豪快な筆致で書かれた文字は、「慈悲喜捨」の4文字でした。
「慈悲喜捨」とは、幸せに生きるために必要な、大いに育てた方が良い4つの心のことを言います。
「慈」とは、あらゆる生き物に対する優しい友情の心。
「悲」とは、他者の苦しみや悩みを無くしてあげたいと願う心。
「喜」とは、他者の幸福を共に喜ぶ心。
「捨」とは、偏見を捨て去った差別の無い平等な心。
充実した人生を送りたいと願う人は誰でも、この4つの心を堅実に育てると良いと言われています。
年始めにあたり、柴会長の意気込みが大いに感じられる力のこもった良い書でした。
その後は、各テーブルに分かれてそれぞれに好きな言葉を選んで書き初めをしました。
肩肘を張らない書き方や文言はとにかく自由で、様々な作品が飛び出しました。貼りだしてみると本当に圧巻!ダンボの皆さん、本当に楽しそうに書かれていて、我々青年会員の方も元気を分けてもらい、明るい心になりました。書き初めの後は、ゲームを楽しみ、お茶とお菓子をご接待頂いてお開きとなりました。
また来年も、ダンボの皆さんと一緒に楽しく書き初めができたらと思います。ありがとうございました。
■記事:山本高寛
▼障害者地域作業所とは
『法的には各障害種別の福祉法の体系下にはない法外施設であり、社会福祉法人とは違い、法人格を持たない障害者の働く場や生きがいの場です。昭和50年代初期より活動の場を求める障害者本人や在宅にしてはならないという家族や関係者の努力で作られはじめ現在、全国で6,000箇所以上あります。
どんなに障害が重くても、本人の「願い」や「生きがい」を実現する場として、働く場・仲間と集う場・経験を広げる場として大きな役割を担っています。現在、市内に200箇所以上の作業所があり、4,000人をこす方々が日々通所し、職員の援助を受けながらさまざまな活動を展開しています。』
(横浜市地域作業所連絡会webサイトより引用)