フィリピン台風災害救援托鉢 於:弘明寺商店街
台風30号により本当に多くの方がお亡くなりになり、また多くの方が大きなご不安の中での生活を余儀なくされております。しかも、支援を受けられているのは未だその半数にも及んでおりません。
当青年会では、国内外を問わず、災害時に街頭へ立たせていただき「災害救援托鉢」を修行させていただいております。今回は弘明寺商店街。当日は雨模様、気温の低い中での托鉢となりましたが、多くの方が「困っている方の為に」と足を止めて下さりました。
仏教では「他を思いやること」を「利他」と申します。ご喜捨頂いた皆様の「利他」の想いをお預かりして、彼地で辛い思いをされている方々へお届けするのが、「災害救援托鉢」の趣意であります。フィリピンの台風被害は、先の東日本大震災同様、長期にわたる支援が必要となって参ります。これからも托鉢等を通じて、被災地復興のお手伝いを継続して参ります。
今回お預かりしたご浄財は、各被災地で災害救援活動をされ、19日に現地入りされた「ヒューマンシールド神戸」の「バンブープロジェクト」へ寄託させて頂きました。
合掌
大仙寺 波木井 祐宏