10月9日、茨城県は常総市のボランティアにようやく行って来ることができました。鹿沼市でのボランティアに行ってからというもの、気になっていた場所でもあります。
今回の活動は、水害に見舞われた住宅床下の、泥出しと石灰散布が主な活動。すでに石灰は一度巻かれてあったのですが、その上からカビが生えて来ているのです。泥を取り除かねば、カビだらけの床下になるのでは・・・・と心配されました。
這いつくばって、泥だらけになりながら、泥を少しずつ除去。泥といっても、単純な泥だけではありません。汚水も混じっている恐れがある、衛生的には問題がある泥なのです。私達も、マスクやゴーグルなどの装備が必要になります。加えて屋外は、風が吹くと細かい砂が舞い上がり、住民の方々の呼吸器系にも影響が出てしまうのではないかと心配になるほどの時があります。
隣町から集まって来たトヨタ自動車のボランティアの皆さんもご一緒に活動。こうして人手があると、あっという間に終わるのですが、人手が無いとかなり絶望する状況だと思います。ボランティアの方々の少しずつの活動が積み重なることで、災害からの生活復旧が着実に促されていることを、実感として感じました。
災害から、ちょうど1ヶ月の日でしたが、まだまだ人手は必要なのです。テレビでの報道が落ち着いてきてしまっても、まだまだ住民の方々の暮らしは元通りには、ならないのです。
自然災害は、他人事ではありません、私達の身近に起きることです。日頃からの備えも忘れずに居ること、そして、関心を持ち続けることが必要と思うのです。