成道会

去る12月7日に定例法会である成道会が厳修されました。成道会とは成道(悟りへの到達)を祝ぐ法会のことであり、今から約2500年前にお釈迦様が悟りを開かれたことを記念して行われる法会であります。

法会の様式は先月行われた疫病終息祈願法会と同様に、同時刻執行の個別法会で開催致しました。

参加者の皆様には各御寺院本堂での読経をお願い致しました。

今回も青年会員同士が顔を合わせることはなく、従来の定例法会とは異なる成道会となりましたが、お釈迦様への祈りの気持ちに変化はありません。

お釈迦様成道への感謝と敬意、仏法を受け継ぐ仏教者としての自戒、そして疫病終息の懇請。

場所は離れていても各参加者がそれぞれの祈りを込めて読経し、さまざまな想いをひとつに束ねて本年の成道会は完成されました。

依然としてコロナウイルスが各地にて猛威をふるっております。

省みれば我々の生活内容は一年前と比べて大きな変化を強いられてきました。

しかしながら様式は変わってもお釈迦様への「想い」を継承し、本年も成道会が厳修されたことは本当に幸いでございます。

仰ぎ願わくは釈迦如来、即時即応の加護を以て、疫病終息、国家安穏、佛法興隆、一切衆生に無辺の慈悲を垂れ給わんことを。

大聖院

真光寺

能満寺

光明寺