6月14日、鴨居林光寺西光寺様にて弘法大師降誕会を厳修いたしました。今期から恒例となっている法会前の講話には西光寺下田和弘住職をお招きし、『弘法大師の足跡』についてお話をしていただきました。下田住職が青年会員の頃に四国遍路に行かれ、そこでお大師様にまつわるエピソードや歴史を実際に経験されてわかったことや感じられたことについて、さらには御詠歌においての曼荼羅のとらえ方などのお話をしていただき、我々もお大師様のご縁を改めて考えさせていただくとともに知識も深められ、とても良い時間を過ごさせていただきました。
降誕会の次第には散華対揚、中曲などを用いて夏のお施餓鬼に習い、入句を降誕会に合わせて行いました。感染症の影響でほとんどの会員が2年間お施餓鬼の出仕がない中、遠ざかっていた感覚を取り戻すことにも繋がりました。今回から習礼を再開して唱え合わせも事前に行うことができ、とても有意義な降誕会となりました。
今回講話を引き受けていただいた下田住職、会所としてご準備やおもてなしをしていただいた林光寺西光寺様に心より感謝申し上げます。 合掌