タイ研修旅行レポート7

6月3日から6日、青年教師40周年事業・懺悔行 タイ上座部仏教視察に行ってまいりました。

ニュースでも大きく話題になっておりますが、現在タイでは軍によるクーデターが起こっています。

その中で、タイへ視察に行くということに多少の不安がありましたが、実際に行ってみるとタイの街では人々がごく普通の生活をしていました。それでも安全とは言い切れませんが、せっかく自分の目で色々見れ、色々お話を伺えるチャンスだと思い今回参加をさせていただきました。

私の中でタイの人々は、日本よりも仏教を信仰しているいという勝手なイメージがありました。

日本は葬式仏教だとか、丸儲けだとか言われたり、お坊さんですというともの珍しそうにされます。もちろんそんなことはないとわかっておりますが、あまり良いイメージがないんじゃないかと思います。

タイでは男性の多く一度は出家をし、修行をします。

出家をすることが社会的にも評価され、成人になるための通過儀礼とされているようです。還俗することもでき、中には何回か出家と還俗を繰り返している人もいるようです。

今回のタイ視察で、ワット・リアップに派遣されている神田さんという方に色々な寺院を案内していただきました。

そのなかで、神田さんの朝の托鉢を見学させていただきました。

朝の5時半から托鉢に出発し、約一時間程街中や路地を練り歩きました。すると多くの人が神田さんに手を合わせ、食べ物を渡しています。
中にはしゃがむように身を低くし手を合わせる方の姿もありました。

私はまだ托鉢をしたことはないのですが、私が僧侶になる前、街中で托鉢をしている人の姿を見かけたのですが周囲の人たちは皆見てみないふり、我関せずといった感じで素通りしていました。

私もその一人だったのですが、タイで托鉢をしている様子を見て衝撃でした。

何故タイの人々はこんなに熱心なのか、日本とこうも違うのか疑問に思いました。

まず、上座前世部仏教と小乗仏教で全く違うのですが、タイでは輪廻転生が強く信じられています。そしてタンブンという徳を積む行為があります。タンブンをすればするほど良いとされ、次の転生に持ち越される。現世で幸福だと感じるなら前世でのタンブンが多いとされ不幸だと感じるならタンブンが足らぬとされます。

タンブンを積む方法は、僧侶になること、又出家をさせた家族も同様にタンブンを積むとされます。ほかに寺院や僧侶に寄付をする、五戒を守る、等がタンブンを積む行為とされています。

このことから、タイの人々は自らの来世の幸福を願いタンブンを積んでいる。その様子が、私にタイの人は信仰が厚いというイメージを作り上げたのだと思います。

知らなかった世界をみることができ、行って良かったと感じました。自分にとって貴重な経験ができました。