今期神奈川青年教師会の根幹事業である「弘法大師足跡巡礼の旅」。その第1回目にあたる今回の旅は、4日間の行程において終始好天候という僥倖に恵まれ、清々しい参拝を行うことができました。
初日にあたる13日は、入谷会長以下青年会員15名が新横浜駅に集合し、高野山へ向けて出発しました。新横浜駅から新幹線で新大阪駅まで。そこからは地下鉄でなんば駅まで移動し、なんばからは南海電車に乗り換えます。今回の高野山までの往路は、このように公共の交通機関を利用したものとなりました。横浜から高野山へ電車でよく行く人にとっては、いつも通りの行程という感じです。
高野山に到着後、衣帯を整えて奥の院へ向かいました。
お大師様の御廟前では、これから行われる根幹事業の無魔成満を祈念すべく、入谷会長が慶讃文を奉読した後、青年会員一同、御法楽として理趣経を読誦させて頂きました。
現在ではケーブルカーや自動車でも登れるようになった高野山ですが、当然のことながら昔の方々は徒歩でお山に登っていました。その1つが「町石道」です。
町石道は、九度山の麓にある慈尊院から高野山の根本大塔まで、1町(約109m)ごとに1本ずつ建立された、計180本の町石を目印として登山していく道です。
今回の足跡巡礼の旅では、この町石道を根本大塔から中門を抜け、大門から下って行き、丹生都比売神社を経由して慈尊院へ向かう行程となりました。(→2日目に続く)