平成２８年２月２２日に金岸山安楽寺本堂に於いて常楽会を執行しました。常楽会とは別名涅槃会とも呼ばれ、約２５００年前に入滅されたお釈迦様をお偲びする法会です。
高野山の本山では毎年２月の１４日より１５日の朝まで、夜を徹しての法要が行われています。
毎年恒例となった常楽会ですが、今年は総勢９名の青年会員により中曲理趣三昧にて勤めさせていただきました。
聴衆もいない自分達だけでの法要でしたが、厳かな雰囲気の中行われ、導師を務めた会長の洒水から始まりました。
前讃、中曲、後讃、諸真言、廻向、そして称名礼をお唱えし、皆で２５００年前に入滅されたお釈迦様を偲び、感謝の心を捧げ素晴らしい法要となりました。
お釈迦様なき後もその教えは多くの仏弟子や聖者たちに引き継がれて今日に至っていますが、お釈迦様が８０年のご生涯を通じて求道された尊いその教えを、後世にもつなげていかなければならないと感じました。
合掌
