4月21日、恩田の徳恩寺様で行われた御影供に参加をさせて頂きました。
徳恩寺様では、護摩のご祈祷と同時に大般若六百巻転読も行われ、大変華やかな法要です。
午後からは「摩尼フェスティバル」として、桂宮治さんの落語や檀信徒奉納演芸大会が催されました。
「大般若経」(「大般若波羅蜜多経」)は、唐の玄奘三蔵が翻訳した大乗仏教の根本的教義の説かれた全六百巻にも及ぶ大変膨大な経典のため、私達は転読と言う作法を用い祈祷致します。
導師が大きな声で「大般若波羅蜜多経 巻第一 唐玄奘三蔵奉詔訳!」と唱え1巻目の転読をすると、続いて職衆も経本を空中へと、左から右へ大きく流し読みをし、1巻1巻同様に読誦していきます。この時巻き起こる大いなる般若(智慧)の風にあたれば、大変な功徳を得られると言われています。
今回、職衆として2度目の参加となりましたが、やはりとても緊張致しました。
昨年初めての時は、あの大きな経典を落としてしまわないようにと形ばかり取り繕うことに必死になってしまいましたが、今回は大きな声でお唱えすることを心掛け、一生懸命に御祈念させて頂きました。
今後修される法会でも、しっかりと身・口・意の揃った一座となりますよう、精進して参りたいと思います。
法要終了後には御凌ぎにと、筍の煮物と摩尼うどんを大変美味しく頂戴致しました。
有難うございました。
合掌