8月25日から27日にかけて、本山主催の高野山野球大会が今年も開催されました。私は、今年の3月に専修学院を卒業したばかりなので、大会参加自体も初めての経験となります。そのため、「高野山で野球をする」というイメージが全く浮かばず、新鮮さと不安な気持ちの両方を抱き、大会に臨むこととなりました。
しかし、いざ播磨との試合が始まると、天候には恵まれなかったものの、神奈川青年教師会の持ち味である明るい笑顔に包まれ不安は払拭され、良い雰囲気のまま1勝をつかみ取ることができました。神奈川が1回戦を通過したのは何年かぶりということもあり、この一勝には特に胸が高まりましたが、残念ながら次の北海道との試合に敗れ、2回戦敗退という結果に終わりました(試合の方はその後、北海道が準々決勝で淡路に敗れ、今大会は結局その淡路が優勝となりました)。
以前、自分の恩師が「野球とは丸いスポーツだ」とおっしゃっていました。<この言葉のように、私は今回の野球大会参加にあたり、たくさんの方々とのつながりを感じることができました。試合中、声を掛け合ったりハイタッチしたりして下さった神奈川の諸先輩方。また、試合を通じて他の支所下の方たちと様々な交流を持つことができたこと。こうした縁は大変ありがたく、高野山真言宗の末徒として、また一歩前進できたように思います。開創1200年の節目の年に優勝することはできませんでしたが、来年こそは優勝し、山本部長を胴上げしたいと思います。
(記事:美松)